75%の投資家が「給与などから貯蓄」~自己資金の準備方法に関するアンケート

不動産投資をするのは資金に余裕のある資産家、そんなイメージを持っている人はいないだろうか?

健美家では、登録会員を対象にして、「自己資金に準備方法に関するアンケート」を実施。その結果、不動産投資をしている人の7割以上が、給与などをコツコツためて自己資金を準備していると回答。今回は、アンケートの結果とともに、不動産投資家のリアルな声を紹介してみよう。

不動産投資をするにあたり、初期(1戸目など)の自己資金はどのように用意しましたか?
不動産投資をするにあたり、初期(1戸目など)の自己資金はどのように用意しましたか?

7割超の人が、給与などをコツコツ貯めて
自己資金を準備

アンケート調査で1位となったのが「給与などから貯蓄」したという回答。75.8%の人がこの回答を選び、2位以下を大きく引き離す結果になった。2位は30.8%で「生活費の節約」。

さらに、4位にも大きな出費の見直し(13.2%)が入り、日々の暮らしの中で不動産投資のための準備を進める、等身大の投資家像が浮き彫りになった。

その一方で、3位には「不動産以外の投資」が23.5%でランクイン。ほかにも、ダブルワークやネットビジネス、転職など、収入源を増やしたり見直したりすることで自己資金を捻出したという声もあがった。

貯蓄可能な金額や目標金額を定め、
お金がプールされる仕組みづくりで貯蓄

「給与などから貯蓄」と回答した人のコメントを見てみると、誰でもできる小さな一手から貯蓄をはじめ、自己資金を準備していることがわかる。

「始めは給与の中から月5万円+賞与20万円を2回で、年間100万貯めると決めて、給与天引きで積み立てた」「給与の振込先を2機関設定し、そのうち1機関分を不動産投資用として預金」「夫の給料で生活費を賄うようにし、自分の給料を積み立てに回した」など、まずは自動的にお金をプールできる流れを作ることから始めたという声は多かった。

さらに、「家計簿をつけて使っているお金を見直しした」「銀行に相談して、必要な自己資金の目安を認識し、それを目標に貯金をした」というように、投資に回せる金額、自己資金として必要な金額を明確にして貯蓄を始めたという人も。

「成果給のインセンティブがあるので、仕事をとにかく頑張り資金をつくった」という声もあり、自己資金準備が本業のモチベーションにつながったケースもあるようだ。

生活費の節約や大きな出費の見直しで
貯蓄体質に

「もともと貯蓄体質」、「社会人1年目で独身寮に入ったことで、住居費を月2万円に抑えられたのが良かった」というコメントを見ると、貯蓄との相性を考える人もいるかもしれない。

しかし、多くの人は、「給与天引きや定額サービスの料金見直しで節約して貯金」「パチンコ等の賭け事を一切辞めて、不動産熱を本で高めて、ストイックに貯蓄しました」というように、小さな金額の積み上げや、貯蓄へのモチベーションを自ら上げることで、貯蓄を続けているようだ。

また、「自家用車を手放して、自転車で30分かけて通勤」「愛車を普通車から軽自動車に乗り換えて、貯金額が加速」というように、車の所有を見直して貯蓄したという人も多い。

さらに、「売却しても収益が出る、住居用マンションを駅近5分内で購入していた」「繰上返済を繰り返し、早期に完済した自宅マンションを賃貸に出して、5年後に売却」「マイホームを買うと頭金が無くなり、債務も増えるため、借家にした」など、住宅についてのコメントも多かった。

不動産以外の投資やダブルワークなど、
収入源を増やす手も

既存の収入減を活かして、見直しや節約で資金を捻出した人が多い一方で、新たな収入源を求めて動いたという人も少なくなかった。

「アベノミクスで上昇した株を売却して捻出」「株を売って競売物件を入手した」「自分にとっては、アメリカ合衆国株に投資したことが、良かったです」など、不動産以外の投資をしていて、そこから資金を調達しているケースは3割にのぼった。

加えて、ダブルワークで収入を増やした人のほか、「ポイントサイトからの収入から諸費用分を賄いました」「amazon転売を学び実施。300万の利益を得ました」というようにネットビジネスを活用している人、「外資系に転職して給与収入を1.5倍にした」という強者も。

手段や金額はさまざまでも、収入増を見込める手があるなら、検討してみる価値はありそうだ。

健美家に登録している会員の半数は会社員。いわゆる資産家と言われる人でなくとも、自己資金を準備する方法はたくさんある。まずは1日でも早く、できるところから準備を進めることが一番の近道と言えそうだ。

                                            株式会社 寧広