謎の多いマンション大規模修繕?満足度の高い『マンション大規模修繕会社』ランキング発表New

“見えない満足を可視化する”をコンセプトに、第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oricon MEは、『マンション大規模修繕会社』についての満足度調査を実施し、公式サイト内にて発表した。

この調査は、全国の実際のサービス利用者を対象に、インターネットによるアンケートを実施。事前調査や企業ヒアリングをもとに、サービスにおける評価項目を設定し、調査企業100社を対象に、各項目の評価について回答を聴取したもの。結果を集計し規定の回答者数を満たした企業について、「総合」「評価項目別」「部門別」にランキング化している。

調査によると、満足度総合1位は建装工業。そのほか、修繕依頼箇所については、築30年以上のマンションでは住む人に合わせてニーズに変化もみられたという。調査の詳細を見てみよう。

画像提供/oricon ME
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満足度総合1位は建装工業、
「現場管理者の対応」で高評価に

『マンション大規模修繕会社』の満足度調査は、過去6年以内に、現在居住しているマンション、または、投資目的などで所有しているマンションで、大規模修繕の経験があり、その際に管理組合の理事会の理事を担当したことがある、もしくは、マンションの修繕委員会に所属しており、施工会社の依頼に関わったことのある全国の20~84歳の男女1,944人を対象として行われたもの。

初調査となる今回は、塗装専門工事業者として1903年(明治36年)に創業し、マンションリニューアル事業を中心に展開する建装工業が、総合1位を獲得した。

評価項目別でみてみると、同社は、全6項目中「施工会社の対応」「現場管理者の対応」「仕上がり」「保証・アフターサービス」の4項目で1位を獲得。とくに「現場管理者の対応」は78.1点の高評価を得ている。

また部門別の地域別「関東」「関西」、規模別「小規模」「大規模」でも1位を獲得している。

部門別ランキング(画像提供/oricon ME)
部門別ランキング(画像提供/oricon ME)

~【建装工業】について 実際の利用者コメント~

「施工内容を適切なタイミングで案内してくれていた。現場管理者も経験豊富で安心感があった(40代・男性)」
「現場の指揮監督がきちんとされていて安心感があったし、女性の責任者もいて話しやすかった(50代・女性)」
「最大限、住民目線で対応してくれた。また的確な提案を積極的にしてくれ、わかりやすかった(60代・男性)」

~建装工業株式会社 常務取締役 首都圏マンションリニューアル事業部長 井上幸雄氏コメント~

「マンション大規模修繕会社」顧客満足度調査にて、総合第1位の栄えある評価を賜り大変光栄です。

この受賞は、管理組合の理事・修繕委員の皆様は勿論のこと、設計事務所、協力会社、そして当社社員も含めた皆様のお陰であると深く感謝申し上げ、更に大きな励みとなりました。

私どもは当社の3つの行動規範、『常に誠実であろう・人と社会に貢献しよう・仕事を丁寧にやろう』をテーマに取り組んで参りました。マンション大規模修繕工事は、皆様が住んでいる中での工事であり、サービス業としての意識も持ってこれからも業務を遂行し、お客様の「ありがとう」「きれいになったね」等の声を多く頂ける工事が提供できますよう、社員一同、尽力して参ります。

2位は小野工建、
3位はカシワバラ・コーポレーション

総合2位の小野工建は、評価項目別「作業員の対応」「金額の納得感」の2項目で1位となった。

~【小野工建】について 実際の利用者コメント~

「現場監督の方が優しく誠実で感じが良かったです。ちょうど修繕工事の時に大きな災害が重なり、建物に亀裂が入ったり窓が割れたり長時間停電になったり、今までにない被害がでましたが、泊まり込みで対応してくださり、とても心強かったです。最後まで一生懸命対応してくださり信頼できる会社だと感じました(40代・女性)」

続いて、総合3位にはカシワバラ・コーポレーションがランクイン。

~【カシワバラ・コーポレーション】について 実際の利用者コメント~

「管理会社と兼務なのでアフターフォローへの安心感が良かった(50代・男性)」
「現場責任者の対応が非常に良く、別に選定していた設計・監理会社とうまく補完して工事にあたってくれた(50代・男性)」

地域別「関東」では、2位にヨコソー、3位にアール・エヌ・ゴトーがランクイン。「近畿」では、2位に小野工建、3位に大和技研が入ったほか、「関東」「近畿」4位以下には、それぞれの地域に根差した工事会社がランクインしている。

築30年以上のマンションでは、
住む人に合わせて修繕依頼箇所のニーズに変化も

なお今回の調査対象者に「修繕箇所」について聴取したところ、全体では「外壁(塗装、防水、タイル補修など)」(92.7%)、「バルコニー」(70.9%)、「屋上」(70.8%)と、気象・天候によって劣化の影響を受ける箇所が上位3箇所に上がった。

築年数別で見ると、築31~45年のマンションの場合は「バルコニー」「手すり」「サッシ」、築46~60年の場合は「屋上」「手すり」「耐震補強」の割合が、それぞれ全体に比べて3~5%以上高い状況に。「手すり」や「耐震補強」など、築年数とともに住む人も年齢を重ね、修繕箇所のニーズも変化する様子が伺える結果となっている。

大規模修繕を依頼した時の修理箇所(画像提供/oricon ME)
大規模修繕を依頼した時の修理箇所(画像提供/oricon ME)

高経年マンションのストック数の推移~
マンション大規模修繕会社が注目される理由

日本では高度経済成長以降の人口増加に対応し、分譲マンションの供給が増加。国土交通省によると、令和2年末時点での分譲マンションストック総数は約675.3万戸となり、住宅総数(約6,200万戸)の約11%をマンションが占めている。

なかでも、築40年を超える「高経年マンション」が増えており、現在約103.3万戸で、マンションストック総数の約15%にも達する。20年後にはマンションストック全体の70%にまで及ぶ見込みとされており、劣化した箇所の修繕や定期メンテナンスのニーズは今後さらに増えるものと考えられている。

高経年マンションのストック数の推移(画像提供/oricon ME)
高経年マンションのストック数の推移(画像提供/oricon ME)

マンションオーナーにとっても、経年劣化への対応は大きな課題の一つ。必要な時に備えて、安心できる会社についての情報はきちんとチェックしておきたい。

                                                 株式会社寧広