全物件種別で価格下落の傾向、区分マンションは6四半期ぶり

PHOTO:Yuzurugima/PIXTA

楽待では四半期に1度、楽待内の掲載物件情報をもとに、投資用不動産市場調査を行っている。今回は、2021年7月~9月期の結果を公表する。

(調査期間:2021年7月1日~同年9月30日、対象:期間中に「楽待」に新規掲載された全国の物件)

※いずれも( )内は前期比 ※表面利回り・物件価格は平均値

2021年7~9月期は、2020年1~3月期ぶりに全物件種別で価格が下落した。平均物件価格は、前四半期(2021年4~6月)と比較すると、一棟アパートが225万円マイナスの6731万円、一棟マンションが69万円マイナスの1億8820万円。区分マンションは6四半期ぶりの下落で、77万円マイナスの1694万円となった。

一棟アパート利回り、2四半期ぶり上昇

2四半期連続で上昇が続いていた一棟アパートの価格が、2021年7~9月期では下落に転じた。前四半期の6956万円からマイナス225万円となり、6731万円。利回りは上昇し、前四半期(9.09%)比で、0.1ポイント増となる9.19%だった。

一棟マンションは価格、利回りともにほぼ横ばい

一棟マンションの価格は、前四半期からわずかに下落。前四半期(1億8889万円)より69万円マイナスの1億8820万円となった。利回りは、前四半期の7.99%から0.02ポイントマイナスの7.97%と、ほぼ横ばいで推移している。

区分マンション利回り、6四半期ぶり上昇

5四半期連続で上昇を続けていた区分マンション価格が、下落に転じた。前四半期(1771万円)からマイナス77万円の1694万円と、2020年7~9月期ぶりの1600万円台に転落した。利回りはわずかに上昇し、前四半期(6.76%)比で0.08ポイント増の6.84%だった。

1年以上続いた物件価格の上昇には、今回変化が見られた。緊急事態宣言が解除された10月以降、不動産投資市場にどのような動きがあるか、引き続き注目したい。

                                                 株式会社寧広