全国住みたい街ランキング」1位は横浜、2位は札幌、3位は東京都港区。10位に那覇市も!New

行政サービスや助成金制度などのデータや、WEB上でのアンケートをもとに、街の魅力を紹介する「生活ガイド.com」が、2021年の「住みたい街ランキング」を発表した。

このランキングは、2020年4月1日~2021年4月15日の約1年間で「生活ガイド.com」会員23,119人が住みたい街として選んだ市区町村を集計したもの。第1位は9回連続1位となっている横浜市。上位の市については市内の行政区順位ランキングも発表されているので、ランキングの詳細を覗いてみよう。

2021年 全国住みたい街ランキングTOP10 (提供/生活ガイド.com)
2021年 全国住みたい街ランキングTOP10 (提供/生活ガイド.com)

都心の利便性と住環境の良さが両立できる
横浜が第1位

横浜市は、2005年の住みたい街ランキングから不動の1位。

「横浜」と言えば、商業施設が立ち並ぶみなとみらい地区をイメージする人が多いが、実際には少し離れると閑静な住宅街が広がっており、住環境の良さでも人気の街だ。

遊具が充実した公園や、動物と触れ合える施設が豊富で、子どもを連れたお出かけスポットにも事欠かない。子育て世代の指示が高いことも、ランキングが安定している理由の一つだろう。

もちろん、海や中華街、歴史的な価値のある建物など、他にはない魅力を兼ね備えた街であることも横浜の魅力であることは間違いない。

第2位は仕事も遊びも充実した、
北海道随一の街・札幌

2位となったのは、2年連続で札幌市。

札幌市は、季節の移り変わりを感じやすく、春夏秋冬それぞれの季節を楽しむことができるのが魅力的。スギ花粉の飛散がないことも、花粉症の人には嬉しいポイント、と同サイトでは分析する。

データで見ても、札幌市は企業のオフィスや商業施設が多数ある北海道随一の都市でありながら、市内中心部に広がる大通公園を筆頭に、都市公園数は2,741ヶ所と日本の市区で一番多い数だという。

仕事から遊びまで札幌市で楽しめることも、多くの人が住みたいと感じる要因だろう。

人気の街が多く、
職住接近を実現できる港区が第3位

3位となった東京都港区も、3年連続3位入賞。

港区は、六本木やお台場、白金など、都会を象徴するおしゃれな街を多く擁する行政区。事業所数37,116件(平成28年度の経済センサス)と日本有数のビジネス街でもあり、会社員や会社役員といった現役世代から高い支持を受けてのランクインとなっている。東京周辺で、通勤時間の長さや、通勤ラッシュ等がネックになるなか、この街なら職住接近が実現できそうだ。

また、芸能人・財政人などの数多くの著名人が住んでいるとも言われ、区民の平均年収も全国1位。この街に住むことがステータスになる、そんな街だ。

TOP3の市内ランキングは
特徴がばらける結果に

ここまでのランキングTOP3の各市について、市内の人気行政クランキングを見てみると以下の通りとなっている。

横浜市は複数の区に人気が分散しているのに対して、札幌市は中央区に1点集中、福岡市は中央区、博多区の2局集中という結果に。それぞれの市で、票の獲得割合に特徴があり、興味深い結果となっている。

1~3位の各市内の人気行政クランキング
1~3位の各市内の人気行政クランキング(提供/生活ガイド.com)

第4位は
20代から40代のファミリー層に人気の世田谷区

世田谷区には、二子玉川を始め、三軒茶屋、成城学園、下北沢など人気の高いエリアが多数存在している。また、京王本線、京王井の頭線、小田急線、東急田園都市線といった都心に続く路線が複数乗り入れており、通勤通学を考えても便利な区と言えそうだ。

そういった理由もあり、世田谷区は、20代から40代のファミリー層に人気の街。他市区と比べて、女性人気が高いのも特徴だ。

平日は区外へ通勤通学し、休日はお気に入りの街で過ごす。そんな暮らしを実現できそうだ。

都会の利便性はそのままに、
自然とのバランスも良い福岡市が第5位に

福岡市は九州地方のビジネスの中心。天神・博多などの繁華街にはオフィスも多く、中心部への通勤者は多い。とはいえ、平均通勤時間は29分と職住近接の生活が可能。繁華街での買い物から緑豊かな大豪公園でのひと時まで、市内で完結できるのも魅力だ。

そして、福岡市の魅力と言えば、外せないのが美味しい食事。他都市に比べると物価が安く、リーズナブルに個性豊かな料理を楽しめる屋台文化も根付く。都心の利便性と自然環境、そしておいしい食事。住みやすさの条件は整っている。

大都市圏の主要都市が名を連ねるなかで、
第10位は那覇市に

以下、ランキングは大阪市や名古屋市、神戸市など、大都市圏の主要都市が多くランクイン。都心の利便性は、日々の暮らしとは切り離しがたいのが実情のようだ。

そんな中、異質な存在なのが第10位にランクインした沖縄県の那覇市だ。2016年度の住みたい街ランキングから、5年ぶりにトップ10入り。海などのリゾートが楽しめる沖縄県の中でも都会の利便性を兼ね備える街だ。

テレワークで地方移住などを検討する人が増えているといわれている中で、関東エリアからの飛行機の便数が多く、比較的移住のハードルが低いことも魅力のひとつと言えるかもしれない。

コロナ禍で暮らしが変わっても、都心の利便性はやはり捨てがたいものだろう。とはいえ、今後、さらにテレワークの体制などが整えば、那覇市のようにランクアップする地方都市も出てくるのかもしれない。

                                                 株式会社寧広