今年初の新築アパート購入。最近の融資事情はどうだったか?

こんにちは。赤井誠です。先日、4月の中旬ごろから半年以上滞在した札幌の事務所から横浜の自宅に戻ってきました。

札幌は5月の中頃までの春先と10月の後半の秋口は非常に寒い日々が続きましたが、それ以外は梅雨もなく、快適な気候で非常に過ごしやすい環境でした。

やはり、サラリーマンを卒業して場所の拘束がなくなったら、このように一年中、気候の快適な地域を移動しながら仕事や生活の拠点とすることは本当に身体にも精神にも良いことだと感じました。

これに以前のように冬はハワイで過ごすという状態が加えられると完璧ですが、ここ数年は実現できていません。このまま新型コロナも落ち着いて、以前のような海外渡航が普通にできる時代に早く戻って欲しいものです。

健康には良かった札幌生活ですが、残念なことに、札幌でも様々な不動産活動をしましたが、今年もなかなか良い物件を見つけることができませんでした。

1つ進展したことと言えば、札幌での融資にめどが立ったということです。最終的に購入できませんでしたが、春先に買い付けを入れた2億強の物件に融資承認をいただきました。来年また、物件を見つけてなんとかステップを進めていきたいと思います。

ただ、夏ごろに一時帰宅した際に横浜である物件に買い付けを入れ、そちらは融資承認がおりました。今回はその際に経験した最近の融資事情について、お話ししたいと思います。

1.今回の買い付け

今回私が買い付けを入れた物件は横浜市内の1K.約20㎡.10室の新築2階建てアパートです。金額は約1億2,000万円。それに対して1億円の融資をある都銀さんにお願いしました。

私の法人は多数の物件を所有しているため、新規の銀行と取引をするには最初に膨大な資料を提出しなくてはならず、なかなか大変です。そのため、今回もお付き合いのある銀行に案件を持ち込み、融資検討をお願いしました。

私の法人はもう10年以上黒字決算で、増収増益を達成しているので、取引銀行からは「 基本的には融資は可能 」と言われています。しかし、そうはいってもスルガ事件以来は厳しくなっており、昨年の申し込み時は融資額も希望額に届かず、頭金は30%を要求されました。

今回も同じような結果になるかもしれないと覚悟していましたが、とりあえず、前回の融資依頼は1年以上前のことなので、今回はどんな感じか確認したいと思い、こちらの希望額と融資条件を伝えました。

2.融資審査の結果は?

申込から2週間後、無事に融資の仮承認が下りました。木造のアパートですが、住宅性能評価「 劣化等級2以上 」の取得を条件に、融資期間は30年になりました。金利は5年固定で0.65%。今までよりはちょっと高めです。

最近は金利が上昇の傾向にあるので、固定期間は10年にするかもしれません。アメリカやドイツの金利は上昇基調にあります。日本だけ低金利というのがいつまでも続くわけではないと予想して対応すべきと考えています。

あと驚いたのが、1億円の融資依頼に対して、1億1千万円の融資承認が下りたことです。今までは減額されることはあっても増額されることはありませんでした。

このあたりを支店長に確認したところ、どうも一時締め過ぎた融資を積極融資方向に方針が変わってきているようです。前回は30%要求された頭金も10%程度で良くなりました。今後は物件を買いやすくなるかもしれません。

3.厳しくなったエビデンスチェック

ただ、今回の融資申込において、今まで申告するだけで信じてもらえていたものがすべてエビデンスを要求されるようになりました。

売買契約書と重要事項説明書は原本の確認はもちろんですが、他行の預金エビデンスは現地で直近までの通帳を記帳し、過去3カ月の履歴を通帳原本で確認し、コピーを取られました。ネットバンクについては、その場でアクセスし、内容を確認されました。

また、今回の融資を受ける法人とその他の法人に関しては、2ヶ月前が決算だったこともあり、その決算書の預金残高と現在の預金残高に大きな乖離がないかもチェックされました。乖離がある場合はその明確な理由とエビデンスも必要です。

今回は最初の審査の時より、いろいろ見直すことで購入価格が安くなりましたので、正式申し込みの際にはそれを説明し、当初から購入額が下がった分、融資額を減額しても構わないということも伝えました。

下がったと言っても融資額以下になったわけではないので、このままの金額で行けそうでしたが、このような時期だからこそ、すべてを正直に話し、信頼を崩さないことは長く銀行とお付き合いするためには絶対に必要なことだと思います。

まだまだ、融資環境は今後どうなるかわかりませんが、銀行も貸さなければ成り立たないビジネスですので、信頼できる融資先には積極融資になっていくのではないかと思います。

こういう時こそ焦らずに、誠実に事業を進めて結果を出し、信頼を築きあげることが本当に大事だと思います。

                                                 株式会社寧広