マンション一棟・全戸の電力を再エネ由来とする「RE100対応・再エネマンションプロジェクト」を始動。New

中央電力株式会社は、マンション一括受電サービス(※1)提供中のマンションを対象に、マ「RE100対応・再エネマンションプロジェクト」を企画。同プロジェクトへ参画を希望するマンション管理組合を5棟限定にて募集する。

中央電力は、2004年度に国内で初めて「マンション一括受電サービス」を事業化し、関東・関西圏を中心に現在まで約2,200棟17万5千世帯(※2)のマンションへ電力を提供している。
今回の件は、中央電力が首都圏エリアにおいてマンション一括受電を導入する約800棟8万世帯のマンションの管理組合を対象にプロジェクト参画を募り、まずは10月末を目途に対象マンション全5棟を決定するものとなる。

RE100対応・再エネマンションプロジェクトスキーム イメージ図(画像提供/中央電力)
RE100対応・再エネマンションプロジェクトスキーム イメージ図(画像提供/中央電力)

※1 マンション一括受電サービス=マンション全世帯で電気を一括契約し、安価な電気をまとめて購入することで電気料金を削減し戸別契約よりも割安な電気を利用できるサービス。
※2 約2,200棟17万5千世帯=2021年7月末時点

■「RE100対応・再エネマンションプロジェクト」詳細

マンション一括受電サービスを導入しているマンションは一棟単位で電気を購入しているため、マンション全体で再生可能エネルギー等の環境負荷の低い電力調達することが可能だ。また今回導入する再エネ電力は、通常の電気に「トラッキング付FIT非化石証書(※3)」を組み合わせたもので「RE100(※4)」に対応しており、実質的に再生可能エネルギーを利用していることが認められる。

2030年度までに、温室効果ガスを13年度比で46%削減する目標達成に向けた政府の地球温暖化対策計画の原案のうち、「家庭部門においても66%を削減する」ことが提言された。家庭部門のCO2排出量削減は小単位のためまとまった削減が困難ではあるが、同社では、マンション一棟単位での取り組みはまとまった削減に有用であると考え、その可能性を検証していく。

参画するマンション管理組合には「再エネ電力を選択しているマンション」として付加価値を提供、さらに、環境問題への関心が深い消費者にとっては、“環境にやさしい住まい”を選択するうえで選択肢が拡がると考えられる。

※3 ラッキング付FIT非化石証書=FIT 非化石証書とは固定価格買取制度(FIT)対象の再生可能エネルギー電源の電気に対する証書のことで、トラッキング付非化石証書は更に環境価値の由来となった再生可能エネルギー電源を明らかにした(追跡・トラッキングした)もの。

※4 RE100=企業が事業で使用する電気を100%再生可能エネルギーとすることにコミットする協働イニシアチブ。企業が結集することで、政策立案者および投資家に対して、需要家からエネルギー移行を加速させるためのシグナルを送ることを意図する。日本では、「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」が RE100 の公式地域パートナーとして、日本企業の参加と活動を支援する。(http://www.there100.org/)

■今後の展開

本件は昨今の社会課題の一つである“2050年カーボンニュートラルの実現”を見据えたものであり、中央電力のメイン事業を通じて、サステナブルな社会創りに貢献する具体策の一つとなる。

まずは今回の取り組みを通じて「家庭部門におけるCO2排出量削減」の有用性を検証するとともに、今後多くのマンション管理組合に再エネ電力を導入してもらえるよう働きかけていく。

中央電力では、電気を通じてこの先何十年、何百年と、より安心・安全・健康に生活できる生活基盤づくりに尽力することで“カーボンニュートラルの実現”、サステナブルな社会創りに貢献していく計画だ。

                                                  株式会社寧広