【不動産投資本】30代でFIRE達成 ふんどし王子の「100万円以下の資金で夢ツカモウ!家賃収入で豊かなジンセイを勝ち取る方法」

ふんどし王子こと山屋悟氏といえば、普段からインターネットで不動産投資情報を取得されている方や、健美家ユーザーの方の多くにとって既にお馴染みの存在であろう。

30代前半でセミリタイアを果たした若手不動産投資家の雄であり、ブログ、健美家コラム、Twitter、インターネットラジオ「Stand.fm」など様々なメディアで発信中。2021年3月現在でアパート6棟32室と戸建5戸を所有し、家賃年収は約2,700万円にのぼる。

元高卒製造業サラリーマンという決して高属性とは言えない出自でスタートした点、勉強家であり柔軟な発想力から編み出される持たざる者のための不動産投資手法などが初心者や若手プレーヤーを中心に支持されている。

そんなふんどし王子氏が、この度3作目の著書『「100万円以下の資金で夢ツカモウ!「家賃収入」で若くしてセミリタイア&「豊かなジンセイ」を勝ち取る方法!』を出版された。

ふんさま

コロナで浮彫になったサラリーマンリスク
今こそ学び、給料以外の収入を得よう

本書は著者の2作目である前著『100万円以下の資金で夢ツカモウ!「家賃収入」でセミリタイアして「世界1周」旅行に行く方法!』の改訂版であり、新型コロナウイルスにより世界が一変した現在の状況に合わせた内容に刷新されている。

本書では全編を通じて一般的なサラリーマンなど「普通の人」が不動産投資によって若くして経済的自由、時間的自由そして精神的自由を獲得して、豊かな人生を手に入れるための方法について書かれている。

第1章では「お金を生み出すチカラ」として投資以前の話から始まる。お金を増やすためには知識やマインドのアップデートが必要ということで、著者が初期段階から意識してきたことについて紹介されている。

天引き貯金を行い、家・車・保険の家計三大支出を抑えるといった内容から始まるが、本書を手に取られるような方にとっては既に「そんなの当たり前だよ」という話かもしれない。

だが、言うは易し、行うは難し、である。自分の考え方は変わっても、職場の仲間や友達からは変わらず飲み会や遊びの誘いは来るし、家族やパートナーからの理解だってそうそう得られないかもしれない。

そういった周りの同調圧力はさながらねばねばと絡みつく納豆の糸のようであり、著者であっても時に流されてしまったり、苦悩しながらなんとかそこから抜け出したそうだ。

糸をプツッと断ち切って、投資の勉強をしたり行動をする時間を確保することが何より大事だと著者は語る。

第2章「お金を働かせるチカラ」では少額からスタートできる不動産投資について、住宅ローンを活用した賃貸併用住宅や人から空き家等を安くで借りて別の人に貸す「転貸」といった手段を解説している。

100万円以下の激安で物件を買って直して貸す、という方法が注目されているが、正直なところ初心者がそうそう真似できるものではない。だが、取れる手段は少ないながらも小さく始めて、徐々にステップアップことはできるのだ。

第3章以降は著者と同じように低資本から不動産投資を通じて豊かな小金持ちになった仲間からの寄稿や、仲間と共に与え合い、良い影響を及ぼし合う「マスターマインド」で成長していくことによる威力、そして人生を豊かに生きるために大切なお金以外の目に見えない「無形資産」の上に成り立つ「信用経済」の話へと展開していく。

改訂版ならではの内容としては、読者やSNSフォロワーから寄せられた35の質問コーナーといったものがある。ここでは法人化のタイミングや、築古物件で融資を引く方法といった不動産投資のピンポイントな質問から「コロナ前は全国を飛び回っていましたが奥さんとの仲は大丈夫なんですか?」といった質問まで、具体的に回答をしている。

初心者には聞き慣れないような単語や実践的な話題も登場するため、端的なQ&Aだけでは理解が難しく感じられる部分もあるだろう。そんな場合は、著者のコラムやSNSを参照してみると理解がより深まるだろう。

生殺与奪権を他人に握らせてはならない
人生の主導権を自分のもとに取り戻そう

本書には全編を通して「自分の人生を取り戻そう」というメッセージが込められている。著者は折に触れて「お金があるから幸せとは限らないが、お金があれば避けられる不幸は多くある。」と語っている。

お金があれば、望まない仕事や人間関係に対して「ノー」を突き付けることができる。時間的、精神的余裕をもってお金以外の豊かさを追求することもできる。お金を得ていくなかで選択肢が増えていくことは、自分らしい人生を生きることにつながるのだ。

本書の内容はひと握りの成功者だけのものでは全くない。「ふんどし王子」氏は地方在住の、普通の30代の青年である。「こんな自分に出来たのだからあなたにも出来るよ」という成功者のメッセージに対して「いや、○○さんだから出来たんだ。自分には出来ない」とつい思いがちな方は、是非本書を手に取ってみてはいかがだろうか。

「自分にも出来るかも」とマインドが変わり、行動が変わるきっかけになるかもしれない。

                                                株式会社 寧広