「街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版>」発表~東急沿線強し!

大東建託株式会社は、首都圏の117沿線居住の133207名を対象に、居住満足度調査としては過去にない大規模な本格調査を実施し、今回3回目となる沿線ランキング「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版>」として集計した。

山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除外してランキングを集計。
山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除外してランキングを集計。

◎総評

■街の住みここち沿線ランキングトップは、東急東横線(代官山~多摩川)

1位は昨年3位の東急東横線(代官山~多摩川)、2位は昨年1位のみなとみらい線(横浜~元町・中華街)、3位は昨年2位の東急目黒線(不動前~多摩川)で、TOP3の顔ぶれは同じものの、順位が入れ替わる結果となっている。またTOP10内も順位変動はあるものの顔ぶれに変動はなく、引き続き東急沿線の評価が高く、5路線が入る結果となっている。

■因子別では、交通利便性やイメージなどの評価が高い沿線が住みここち上位に

TOP2の東急東横線(代官山~多摩川)・みなとみらい線(横浜~元町・中華街)は「イメージ」因子の評価が特に高く、偏差値70以上となっています。各因子別順位をみると、「交通利便性」因子や「イメージ」因子、「行政サービス」因子の評価が高い沿線が住みここちの良い沿線として評価される傾向がある。一方で、「物価・家賃」因子や「自然・観光」因子の評価が高い沿線は、必ずしも住みここち沿線ランキングの順位も高いというわけではなさそうだ。

■平均家賃相場は、1位の東急東横線(代官山~多摩川)が最も高い10.4万円

TOP10にランクインした沿線の平均家賃相場をみると、11位以下の沿線よりも高い家賃相場の沿線が多い傾向だが、評点に大きな差はほとんどない。「住みここちに関する項目」のレーダーチャートをみると、駅や沿線によって街の特徴が異なることが分かる。そのため、家賃相場や街の特徴をふまえて、自分のスタイルにあった街(駅)を発見してみてはどうだろうか。

街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版>上位の分析<総合1~3位>

1 位 (偏差値73.5) 東急東横線(代官山~多摩川)  ■25m2家賃相場:10.4万円
<居住者コメント>

●最近はおしゃれな街として知られてきているが、昔からの町工場のなごりや下町的な気取りのない街であり、欧米系を中心とした多様な海外出身者の居住も多く、多様性がある。昔からの住人の排他的な意識がなく、新たに住んでも大変住みやすい地域。(男性・59歳・未婚・自営業・自由業・中目黒)

●駅を中心に商店街があり、人の流れも多く、賑わいがあるが、騒々しさはない。下町の気安さと山手の落ち着きがバランス良く共存している。美味しい店や話題の店が多く、程よい新陳代謝を繰り返している。住民間のLINEオープンチャットがあり、活発な情報交換も行われている。(女性・60歳・未婚・無職・学芸大学)

●街並みが綺麗。お店もたくさんあり、アクセスも良い。(女性・37歳・既婚・専業主婦・自由が丘)

2 位 (偏差値73.0) みなとみらい線(横浜~元町・中華街)   ■25m2家賃相場:8.3万円
<居住者コメント>

●子どもが遊べる公園が各町内に複数あり、体を動かして遊ぶことができる。地域で大きなお祭りがあり、年に一度、自治会との関わりがある。大きな駅に近く、利便性がある。ショッピングできるお店が大小たくさんあり、買い物に困らない。近くに美味しいご飯が食べられるお店がたくさんある。(女性・37歳・既婚・専業主婦・横浜)

●観光地だけに街並みが綺麗で、道路清掃も行き届いている。歩道が広く歩きやすい。近くに大きな公園があり、緑や海の眺めも楽しめる一方で、みなとみらい等の近未来的な建物や商業施設もあって飽きない。(女性・57歳・未婚・無職・馬車道)

●周りの環境が良く、静かで暮らしやすい。公園も店もカフェも充実。(女性・47歳・既婚・事務職・みなとみらい)

3 位 (偏差値73.0) 東急目黒線(不動前~多摩川)   ■25m2家賃相場:9.7万円
<居住者コメント>

●平均的な庶民的な町。徒歩圏内に商店街も多く、概ね物価も安く住みやすい。交通機関も徒歩圏内に3路線あり、都心や横浜方面へのアクセスも良い。高級店はないが、日常生活に必要なものは徒歩圏内に揃う。治安もよい。(男性・70歳・未婚・無職・武蔵小山)

●中心地には店舗が多いが、少し歩くと閑静な住宅地。警察がこまめに巡回している。顔見知りでなくとも、自然と挨拶が交わされる。(女性・43歳・未婚・(技術・研究職・奥沢)

●大学が近く文教地区であり、環境が良い。都心やデパートなどにもそれなりに近く、生活しやすい。 (男性・55歳・既婚・会社経営者・役員・大岡山)

●再開発地域であり、街並みが統一され整然としている。(女性・57歳・既婚・専業主婦・不動前)

街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版> 因子別評価 TOP20 (1)

「住みここちに関する54項目の設問」の因子分析から得られた8つの要素別で、ランキングを集計している。

●「生活利便性」因子では、今回の「街の住みここち沿線ランキング」で2位となったみなとみらい線(横浜~元町・中華街)が昨年3位から順位をあげて1位となっている。

●「交通利便性」因子では、TOP4は昨年と全く同じ順位となっている。5位に今回の「街の住みここち沿線ランキング」で1位となった東急東横線(代官山~多摩川)がランクインしたことにより、2位~6位は全て東急線沿線の路線となっている。

●「行政サービス」因子では、昨年から順位の入れ替わりはあるものの、1位のブルーライン(あざみ野~北新横浜)と2位の西武多摩川線(武蔵境~是政)が偏差値70台後半の極めて高い評価を得ている。

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街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版> 因子別評価 TOP20(2)

●「イメージ」因子では、高層マンションなどが立ち並ぶみなとみらいエリア沿線のみなとみらい線(横浜~元町・中華街)と、代官山や田園調布、自由が丘といった高級住宅街として人気が高いエリアを通る、東急東横線(代官山~多摩川)の評価が極めて高く、偏差値70台となっている。

●「静かさ治安」因子では、多摩市や府中市など東京都下を通る沿線の評価が昨年に引き続き高くなっている。また、今回の調査から追加で沿線を分割した多摩都市モノレール(多摩センター~甲州街道)が6位、JR八高線(東飯能~丹荘)が7位にランクインしている。

●「自然・観光」因子では、神奈川県の海沿いの観光地を通る沿線の評価が引き続き高く、特に、江ノ島電鉄線やJR横須賀線は偏差値80台と非常に高い評価を得ている。

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街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版>  因子別評価 TOP55

●上位にランクインしている沿線の多くは、「物価・家賃」因子、「自然・観光」因子の偏差値が50未満のため「-」表示となっており、街の住みここち沿線ランキングとしての評価をする上では、他の因子に比べてあまり重要視されていないことがわかる。

●6位のブルーライン(横浜~上大岡)は横浜駅まで1本でアクセスできる横浜市営地下鉄で、TOP10内では唯一平均家賃相場が7万円台。「行政サービス」因子の偏差値が70台と非常に高く、また、「生活利便性」「交通利便性」「イメージ」「静かさ治安」因子も偏差値60以上の高い評価を得ており、コストパフォーマンスの良い沿線と言えそうだ。また、上位の30沿線までを見ると、17位の北総線(新鎌ヶ谷~印旛日本医大)、18位の小田急多摩線(新百合ヶ丘~唐木田)の2沿線のみ平均家賃相場が6万円台だが、むしろ他の沿線より上位の因子もあり、こちらもコストパフォーマンスの良い沿線と言えそうだ。

●TOP55の平均家賃相場は10万円以下の沿線がほとんどで、都内で10万円以上は、1位の東急東横線(代官山~多摩川)沿線のみとなっている。

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※「街の住みここち沿線ランキング2021<首都圏版>」は、首都圏の居住者を対象に、2019年~2021年の3カ年分の回答を累積し、回答者数50名以上の沿線(山手線、山手線内側の地下鉄および中央区・千代田区・港区所在の一部路線を除く)をランキング対象として集計。なお、偏差値50未満の沿線はランキングに表示していない。また、因子の偏差値が50未満の場合は、因子別偏差値と因子別順位を「-」としている。

※2020年順位は、首都圏の居住者を対象に2019・2020年の2カ年分の回答を累積し、回答者数50名以上の沿線をランキング対象として集計。

※評点は、今住んでいる街(駅)への評価について、大変満足している:100点、満足している:75点、どちらでもない:50点、不満である:25点、大変不満である0点とした場合の平均値。

※偏差値とは、評点の平均値が50になるように変換し、評点の数値が評点の平均値からどの程度隔たっているのかを示したもの。順位は異なるが偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なる。

※平均家賃相場は、沿線内各駅の徒歩10分・築10年の25平米のマンションをベースとしている。(同社調べ)

◎調査概要

◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。

◇回答者
首都圏117沿線居住の20歳以上の男女、2019年・2020年・2021年合計133,207名を対象に集計。
[男女比] 男性50.5%:女性49.5%
[未既婚] 未婚37.1%:既婚62.9% [子ども] なし 46.2%:あり 53.8%
[世代比] 20歳代13.6%、30歳代21.1%、40歳代25.1%、50歳代23.2%、60歳以上17.0%

◇調査期間
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:51,393名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:51,412名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:30,402名)
計133,207名

◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル

◇回答方法
住みここち沿線ランキングは現在居住している街(駅)についての「全体としての現在の地域の評価を、そう思う=100点、どちらかといえばそう思う=75点、どちらでもない=50点、どちらかといえばそうは思わない=25点、そうは思わない=0点、の5段階評価をしてもらい、その平均値を集計して作成。

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